性的なAIを搭載した女性ヒューマノイド「サマンサ」、メディアアート祭典の乱暴な扱いで壊される
「サマンサ」は性的な言葉やタッチによる働きかけに上手く応答するようなAIを搭載された女性型のロボットです。まあ端的に言えば Robotic Sex Doll というやつですね。
そんな彼女が、科学、技術、芸術が交差する世界最大級のメディアアート祭典 Ars Electronica Festival 2017 (オーストリア、リンツ) において、男たちの乱暴な扱いを受けて無残に破壊されていたことが分かりました。
残念なお話ね。というかなるべくしてなった結果ということかしら。
人々はサマンサの胸や足や腕に乗っかり、2本の指が折られ、そして「ひどく汚れていた」そうよ。
開発者のサントスによると、幸いにも彼女のAIに損傷はなく、壊れたサマンサに"how are you?" と話しかけると "hi, I'm fine" と答えたとのこと。切ないわ。
「サマンサはよく耐えた、彼女は乗り越えることができるだろう」とサントスは言ってるわ。
サマンサさんのお値段は3,000ポンド(約45万円)。ラブドールもピンキリだけど、オリエント工業のリアルラブドールは約60~70万円みたいで、ドールとしてのクオリティも断然高いわ。その点でAI搭載して45万円のサマンサはちょっと安物と言わざるをえないかしら。(下半身の出来はどうなのかしら)
前に紹介したアクトロイド受付嬢 SUR-KY-01は約900万円よ。格が違うわ。彼女はちゃんと反撃用の武器も内蔵しているし!(そんなものはありません)
ハフポスト日本版にもこの記事が出てるので貼っておくわ。